コーチングを受けてみた話

24歳の冬。

僕は人生に悩みに悩んでいた。

新卒で入社した会社を一年で辞め、長野県のある小学校で講師として働いていた。

毎日の生活は充実していた気がするが、どこか自分の命を使い切っていない感覚を、毎日感じていた。

このままではいけない、何かを変えなければいけない、、、、

毎日、朝から晩まで悶々としていた。

そんな時に幼馴染のひとりであるRくんから連絡があった。

「これみた?」と、ラインにyoutubeのリンク。

それは、彼と僕が学生時代にみていたあるyoutuberの動画であった。

周りからは暑苦しいと言われていたある会社員の動画。

就活生の時に、こんな大人になりたい、こんな生き方をしてみたいと思わせてくれた、あの人の動画。

その動画を観終わると、僕はいてもたってもいられなくなり、コーチングを受けてみようと決意。

体験コーチングを申し込むことにする。

そこから、僕の波乱万丈な人生が動き出し始めた。

それはそれは様々なことが起こる。(起こしているのだけれども。)

・正規の教員となる。

・地元に帰る。

・借金800万円を背負う。

・心臓病が発覚する。

・お店をはじめる。

・百姓になる。

・山を貰い、開拓する。

などなど。何がどうなってそうなった?と笑えてくるものも多い。

コーチングとは何?コーチングと聞くと、ちょっと怪しい。みたいな印象を受ける方もいるかと思う。

コーチングに関する書籍を読んでみても、

スコトーマ、ブリーフシステム、エフィカシー、コンフォートゾーン、ホメオスタシス、ラスなど、怪しげな横文字がたくさん登場するが、深堀していくとどれも、なるほどと思わされる。
(言われてみれば確かにと頷ける考え方ばかりなので、少し調べてみて欲しい)

簡単に僕なりにコーチングを解釈したものを書いていきたい。(様々な定義・解釈があるかと思います。あくまで僕なりに言語化したものです。)

コーチングとは、一言で言うと「生き方を決断する自己との対話」だ。

そこには、コーチと呼ばれる方との対話がある。

が、コーチはあくまで補助輪的なもので、自分自身が己と対話することで行動が変わる。

コーチと話すことで、いかに自分で己に制約をかけているかを認識できる。

ルータイス(伝説のコーチ)は「人は本当の真実ではなく、自分が信じる真実にしたがって行動する」と言う。

例えば、僕の場合。

教師という職業を選択しているから、本当にやりたいことが出来なくて悶々とした人生を送っているんじゃないか?と信じていたが、全くそんなことはないと考えられるようになりました。

やりたいことは今ここからでもはじめられること。

自分の命を何に使うのか。(GOALを現状の外に設定すること)

目標を定めることで手段が見えてくること。

コーチングを通して、様々なことを教えていただきました。

一番得たものは

「人のきっかけになりたい」と幼いころからずっと思っていたことを再認識したこと。

情熱大陸、講演、youtube、ブログ、執筆、料理、お店、スナック、カフェ、農園、蒸留所、キャンプ場、学校、場、・・・・・・。

今では、僕がこれまでに無意識に行っていたこと(点と点)たちは、このGOALに向かっていきたかったのかなと感じることができています。

毎日に引っ掛かりがある人、悶々と過ごしている人、自分を使い切っていないなと思う人は、一度コーチングに触れてみてもいいのかもしれません。

本を読むだけでも、多くの学びがあります。

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