転職、引っ越し、心臓手術、妻の妊娠発覚、妻が開業・・・・。
2024年はこれまで以上に激動の1年間でした。
2025年はどうなることやら・・・・。と思っていましたが、
今月から私の地元で間借り本屋を始めることになりました。
なぜ、本屋なのか?自分の思考の整理のためにも書き連ねます。
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偶然、偶々、偶さか、ふと、おもいがけず、はからずも、ゆくりなく、巧まずして、期せずして、端なく、なんとなく、ひょんなことから・・・・・・・。
意図していなかったのに、そうなったこと。
思いがけずに起こった事柄について、その起こり方のことをいう。
私たちの生きる世界は、意図せず、思いがけず、偶然に満ちています。
そんな世界ですが、偶然とは思えない、何かに導かれているような出会いがあります。
私は小学生の時にサッカークラブの監督に1冊の本をいただきました。
その時は読むことなく10年程、時が経ちました。
全てを諦め、投げだして、現実から逃げてしまおうと思っていた時でした。
ひょんなことからその本を読みました。
その本を読むと、もう一度頑張ってみたいと思いました。
丁度その時にたまたま、監督からいただいた本が私の手元にきて、なんとなくその本を読んだんです。
そこからさらに数年経った2024年、転職のためにたまたま受けた健康診断で心臓病が見つかりました。
レベル的には重症、早めの手術を勧められ、2024年の夏に手術を受けました。
難しい手術ではなく、翌日からリハビリを頑張ろうと主治医からは言われていました。
しかし、手術後、色々と不具合が見つかり、そこから数回の手術、1週間昏睡状態となりました。
周りの方には非常に心配をかけました。(母はもうだめだと思っていたそう。)
起きてからも、心身の不調とリハビリで悩まされました。
そんな時にも、たまたま出会った本に何度も救われました。
これまでの私の人生を振り返ると、大なり小なり何かしらの試練の度に、目の前にはなぜか本があったような気がします。
そんな本との出会いを一人でも多くの方に持ってもらえたらと思い、今回、地元の長野県小諸市で間借り本屋をやらせていただくことになりました。
屋号の「キョウダイブックス」には、私がこれからの人生で大切にしたいことを入れました。
〇「キョウダイ=今日DIE」、闘病を通して誰もが今日死ぬかもしれない、たまたま生かされているということを強く実感。悔いなく生きられるように今日を生きよう。
→「生きていると自分がやりたいことってなんだっけ?」とふと考えてしまう時があるかと思います。本を読むことで、本当にやりたかったことのヒントが見つかるはず。
〇「キョウダイ=兄弟」、何十億人という人が生きる世界で、多くの人はすれ違うだけ、言葉を交わさない関係なのに、なぜかたまたま出会った人がいる。人類皆兄弟という言葉もあるくらいだし、出会った人たちは兄弟と言っていいかもしれないのでは?兄弟なら兄弟の夢を応援したい。
→私たちはたまたま出会った人となぜか仲良くなったり、友だちになります。そんな「兄弟」の夢を叶える手段として、本がある。彼、彼女が思い悩む時に1冊の本があれば、前進のきっかけがつかめるかもしれません。
〇「キョウダイ=強大」、一人一人の力は強くないかもしれないけど、みんなが知恵を出し合えば強大な力になって、何でもできるはず。自分もそんな強大な力の一部分として、誰かを手助けできるはず。
→私に出来ることは「たまたま」を演出すること。本屋をつくること、本を置いておくことで誰かのきっかけになれるはず。
以上、三つの意味を込めました。
この三つを実現する手段として、
まず本・本屋を通じて、より「キョウダイ」な生き方を広めていきたい。
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