思考は現実化する仕組み

せかいのみかた

「思考は現実化する」、どこかで聞いたことがある人も多いワードではないかと思います。

この言葉って、「その通りだ!世界の心理だ!」と思う人と「そんなわけはない!ペテン師め!」と反応してしまう人の二通りがいる最たる言葉だと思います。

今回はそんな「思考は現実化する」のメカニズムを古今東西の本を読んで、自分なりに解釈したのでご紹介します。

「思考は現実化する」、、、、、この言葉を聞いて、まず思う浮かべるのは、ナポレオン・ヒル大先生の著書「Rich and grow think (思考は現実化する)」ではないでしょうか。

この本は、一言で言うと、ナポレオン・ヒルと言う人が世界の成功者に聞いて回った、成功法則(強く考えていることは現実化するよね)をまとめた本です。

「思考は現実化する」以外の啓発本である、「ソース」「シークレット」(こちらは引き寄せの法則)などでも同様のことがかかれています。

日本の科学者である、田坂氏は量子力学の観点から、引き寄せを「ゼロポイントフィールド仮説」を用いて説明されています。

他にも、様々、「思考は現実化する」という考えを紹介されている方はいます。

では、なぜ、強い思考・強い思いは現実化するのか。

一言でまとめると、それは、人間だからなんですよね。

人間の原理原則を考えるとわかりやすいです。

人間の機能として、まずホメオスタシス(恒常性、自分の心地いいところに居続けようとする機能)があります。

ホメオスタシスって、体温を維持する機能として認知している方が多いと思うのですが、これは心理面でも同様に作用しています。

どういうことかというと、強い思考・強い考えをもっていると、そちらに人間のホメオスタシスは働いてしまいます。すると、人間は自然と強い思考・強い考えを現実化できていないことに違和感を感じてしまい、なんとかして(あらゆる手段を使って)それを現実化しようとします。

これは「認知的不協和」(人が認知している自分の内側の現実と外側の現実に矛盾が生じたときにその不協和を解決しようとする心理状態)が起こっていると言ったり、

他にも、「RAS(網様体賦活系)」が作用しているとも言われます。(その人がもつ関心事に対して、脳は情報を集めていく。それ以外のことは目に入らなくなる仕組み)

ちょっと意味がわからないという方もいるかと思うので、最近の私の出来事で説明します。

最近、私は心臓の疾患を医師から宣告されました。重症度については、診断を受けていなかったのですが、疾患があると言われた日から、急に心臓が痛み出しました。

なんで、そんなことが起きたかと言うと、自分は心臓病だという証拠集めをしだしてしまったんですよね。

連日、インターネットで「心臓病 〇〇」、なんてことを検索していました。他にも、心臓に負担になる食事・運動はやめようと、急に少食にしたり、運動をやめました。

対して、具合が悪くないのに、ずっとそんなことを調べていて、ずっと考えていれば、そのことで心臓が痛くなるのは当然ですよね。食べる量を減らせば、元気がなくなり、運動をしなくなれば、体が弱るということも当然のことですよね。

この時に、「あぁ、これがRASが機能しているということか」と深く実感できました。

自分が心臓病、健康でないという強い思考・思いが、現実化した場面でした。

こんな例でなくても、生きていれば、「思考は現実化する」というのは当たり前だと、実感することが出来ます。

飛行機然り、自動車然り、この世の自然以外のものは、誰かの強い思考・強い思いが現実化したものですよね。

誰かが、「空を飛んで移動したい!」「もっとはやく移動したい!」と思ったことが全て現実化しているのが、僕らが生きる世界です。

こう考えたら、「思考は現実化する」というのは、世界の真理だとわかってもらえると思います。

おそらく、多くの人が幼いころはこの真理を深く理解できているのですが、大人になるにつれて、忘れてしまうのだと思います。

この真理を忘れなかった幼い大人たちが、この世の中を現実化しているのです。

あなたにも僕にも「思考を現実化する」力が備わっているのです。

じゃあ、どうすれば「思考は現実化」するんだという方。まずは本を読みましょう。

あなたが考えていることはすべて現実になるのです。さあ、動き出しましょう!

世界の見方⑧「思考は現実化する」

コメント

タイトルとURLをコピーしました