【6通目】人生の目的、幸せとは?

君への手紙

6通目は人生の目的についてだ。

いきなり、抽象的で大きなテーマでクエスチョンマークがきみの頭の上に何個も出てきているのがわかるよ。

「君の生きる目的はなんだろう?」

「きみにとって幸せとはなんだろう?」

こんなことをきかれたら、なんて答えるだろう。

この答えは、百人の人がいれば百通りあるかもしれないね。

「人生の目的は?」だとか「幸せとは何か?」みたいな問いは

正解が決まらない問いといって、「哲学」とか言われているんだ。

君がこの問いに興味を持ってくれているとしたら、お母さんより僕に似ているといえるね。

僕は少年時代に「人間とは?幸せとは?死とは?」なんてことをずっと考えていたよ。

その経験から、きみに伝えたいことがひとつだけある。

思考すること、考えることはとても大切なことなんだけど、

もっと大切なことがこの世にはあると、僕は思うんだ。

それは、「見聞きすること、話すこと、感じること」つまり「行動すること」だよ。

「人間とは何か?」をずっと考えている暇があるなら、外に出て実際に色々な人間と触れ合ってみる。

「幸せとは何か?」を考えて、家に閉じこもっているのなら、自分が楽しそう。いいと思ったものをかたっぱしからやってみる。

「生きる」とは、そういうものなんじゃないかと思うんだ。

「人生の目的、幸せ」は家の中に閉じこもって考えていても何もわからない。

人と出会って、話してみたり、行動をすることで自然とわかってくるものなんじゃないかな。

僕は、よく「なんで自分はいまこんなところにいてこんなことができているんだ」と

ふと思うことがあるんだよ。

生きるということには、自分が考えている人生の目的、幸せよりも

大きくて尊いものが隠されている気がしているよ。

つらつらと書いていたら、何を書きたかったのか忘れてしまったね。

まとめると、「行動をしよう!人に会いに行こう!」これだけだ。

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