「夢を持てば、君は何にだってなれるんだ!」
中学生の時、担任は何度もそんな言葉を口にしていた。
今振り返ると、その言葉は真実と嘘を半分半分含んでいるなぁと思う。
その理由を今日は考えていきます。
当時の僕(中学3年生)は、大きな夢を持っていた。それもみんなが持っていたサッカー選手になる!とか、先生になる!とか料理人になる!みたいな一つの事を追求する夢ではなく、、、、、、
百姓になる!という夢だ。
百姓と言っても農家さんではない。100の仕事を持った人間ということだ。(なぜ、こんな夢に至ったのか、、、情熱大陸の影響なのは間違いない。)
今思うと、とんでもない夢を持っていたなと思う。まだその夢は変わっていないし、それが実現できるところまで明確にイメージできている。
そんな大きな夢をもっていたわけだが、僕はダラダラとした学生時代を過ごして、毎日のように大人から叱られていた。
「夢や目標を持っていないから、そんなダラダラと過ごしてしまうんだ!」
「夢を持てば、そんな時間の使い方はしないはずだ!夢を描け!」
そんな時、僕は心の中で毎日こう思っていた。
夢は持ってるんです、、、、それもとてつもなく大きい夢。現代の百姓になって、多くの人のきっかけ、助けになるような人生にしたいという。
でも、こうしてダラダラと過ごしてしまうんです、、、どうすればいいんですか。
読んでいる方も、自分もそういう経験したなぁと思う方もいるのではないでしょうか?
これがなぜ起きるのか。理由は非常にシンプルです。
当時、僕に「夢を持て!」と言った大人の頭のなかってこういう感じです。
夢→目標→行動。(夢を持つ→目標が見つかる→行動を起こせる)
僕もずっとこういう思考で生きてきたので、当時は夢もあるのになぜ行動につながらない!と苦しんでいました。夢の大きさ、イメージが足りない?と思って、色々と考えたりもしましたが、行動には結びつかず、、、、、、
そんなときに1冊の本に出会って、思考のコペルニクス的転回が起こりました。
思考が逆だったんですね。
夢←目標←行動。(夢を持つ←目標が見つかる←行動を起こせる)
行動するから、夢や目標が見つかるということに気づきました。
これって、めちゃくちゃ大切なことで、人生の真理のひとつだとおもわないですか?
僕たちの目の前の世界って、行動によってしか変えることはできません。
なので、行動によってしか、目標も夢も出てこないのです。
それに気づいてから、僕自身、生き方が変わった気がします。
こう考えると、目の前のやりたくないことですら、やりたいこと、やるべきことに変わるんですよね。
やりたくもない数学の授業が夢の種、やりたくもない営業の仕事が夢の種だったりするんですよね。
とりあえず、目の前にあることに集中して行動をしてみませんか?
世界の見方13「行動によって、夢や目標が生まれる」
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